petit marine〜プチマリン〜

ハンドメイド作品や洋裁などについて綴ります

【シーツリメイク】ガーゼ素材のシーツから夏用パジャマを作ってみました

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気に入っている夏用パジャマがあり気に入っているから着たいけど、使い過ぎると毛羽立ちなどが気になってしまいます。

どうしたものかと考えていたら、似た様な物を作ってしまえば良いのだ!と閃いてしまいました。

ちょうど使っていないガーゼ生地のシーツがあったので、それを使って夏用のパジャマへとリメイクしてみました

そもそもシーツ自体は市販の物ではなく、一枚の生地から自作しました。

我が家に泊まりの来客がある際に、人様に見せれる様なシーツが見当たらず、新しいシーツを買うにしても高いし、どうしたものかしら?と考えていました。

ちょうど電車に乗って外出する機会があったので、ついでに日暮里の繊維街でガーせ生地を5m程購入し、作ったのがシーツと枕カバーです。

 

ただ、作りはしたものの使用回数は極めて低く、引き出しの奥へと眠ったままでした。

 

夏場によく着る宇野千代のパジャマ。

夏場は汗をよくかくので洗う回数も多く、気に入っている分、もったいないと思うようになりました。

何か良い方法ないかなー、と考えていたところ、思いついたのが、あの使っていないガーゼ生地のシーツからパジャマを作ろう!と閃いたのです。

さっそく、パジャマ作りのスタートです

型紙

①見返し(後身頃)
②後身頃
③袖
④前身頃下部
⑤前身頃上部
⑥見返し(前身頃)
⑦ボタンホール用パーツ
⑧ポケット

 

⑨後ズボン
⑩前ズボン

パジャマズボン

⑨⑩の型紙から各二枚ずつ裁断する

⑩二枚それぞれの前股上(カーブ)を縫い、

次に、⑨二枚それぞれの後股上(カーブ)を縫います。

 

一枚ずつになった前ズボンと後ズボンを合わせたら、両サイド一気縫い、続けて、股下を一気に縫います。ロックミシンもかけます。

弱い生地だからロックミシンの縫い代倒して表から押さえミシンしておきます

 

 

パジャマなのでダボダボした方がゆったり出来ることから、ラインなど細かいことは気にせず一気縫いしてます。

距離は長いけど、そんなに大変ではありません

 

次に腰のゴムを取り付けます。

ここで使うゴムも新品ではなく再利用品。

何かを捨てる時にゴムだけ抜き取っておいたのでそれを使います。

 

通常は、ゴム通しを先に作ってからゴムを通すのですが、今回再利用するゴムが既に輪っか状になっていたので、グイグイ入れながら縫っていきました。

 

ほつれ防止の為、股下に余り生地を抑えミシンしました

 

足首を折り返してロックミシン。

これでズボンは完成です。

パジャマ上

身頃の切替部分である⑤前身頃上部と合わせるレースを用意します。

 

⑤と④を縫い合わせてロックミシンをかけます

 

この時点でボタンホールの位置を消えるペンで下書きしておきます。

ボタンホールは表から見えるところなので、正確な位置を記しておきます

右身頃にボタンホールを作る(婦人服なので右上前)

 

表返しにして、繋ぎ部分にレースを乗せて抑えミシンします

ボタンホール

右身頃にボタンホールを作る(婦人服なので右上前

⑦ボタンホール部材五枚を用意。ボタンホールの下書きをペンで記す

 

下書き同士をズレないようにしつけ縫い

下書き四角をピン打ちしたら本縫いをする

中心の直線をハサミで切る

 

ボタン最上部が横向きなのは見本を真似したからです。

見返しとぶつかるから横にしているから?

 

切り込みからボタンホール部材を穴に押し込んで裏側に出す

生地を裏返して、押し込んだ生地を

縁に合わせて生地を二ミリ兼ねて(観音開きの様に)、しつけ縫いしておきます

 

再度、表返しして、縫い目の際を落としミシンをします

前身頃・後身頃合わせ

ボタンホールをつけた右身頃と左身頃を並べたら、②後身頃を中表にして両肩を縫ってロックミシンをかけます。

縫い代を背中側に倒して表から押さえミシンする。

ガーゼ素材で目が荒く弱いので、そのままだと洗濯しているとほつれるから予防のためです

見返し

⑥二枚と①の肩線を縫ってロックミシンをかける。縫い代を背中側に倒して押さえミシン。

その後に周囲をロックミシン。

前立て部分に芯をつけます。

 

見返しを中表にして、身頃と合わせたら一気に縫います

袖をつける

【型紙③】

袖下を合わせ縫ってからロックミシンかけます。

後袖ぐり(山が高い方)の方にに縫い代を倒してほつれ予防の押さえミシンをします。

 

筒状になっている分、表から縫いにくいです

 

身頃を裏返しにして袖を縫い付けます

ポケット取り付け

レースを用意します

 

三つ折りし、折り返した端にレースを取り付け、マチ針で抑えます

 

位置合わせして、縫い付けます

見返しの完成

見返しを完成させる為にひっくり返すのですが、その前に、前立て部分のボタンホールの位置の芯を切り抜いておきます。

 

見返しをひっくり返します。

するとボタン穴が隠れてしまいました。

 

隠れた穴を開けて縫います。

ミシンでも機能があるのですが、個人的に手縫いが好きなので玉縁ボタンホールで仕上げました。


最後に、袖口と裾を三つ折りして抑えミシンしたら出来上がり!

 

 

完成

完成しましたー♪

シーツとしては横縞が縦地なのですが、上着は縦ストライプにしてみました。

 

見本にした宇野千代のパジャマ

最後までご覧いただきありがとうございました